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アスタキサンチンとサケのお話



 
サケは川の上流で、孵化し、ある程度成長すると川を下って海へ出て行きます。そして、数年後、再び生まれた川へ戻って産卵し、その一生を終えます。 「母川回帰」と呼ばれる習性ですが、こうした川の往来でサケが通る浅瀬は太陽の紫外線が強く差し込み、活性酸素が発生しやすい状況にあります。 そこでサケは、活性酸素から身を守るべく、アスタキサンチンを体内にため込む機構を進化の過程で獲とくしたと思われます。
アスタキサンチンは、ビタミンEの100〜1000倍の抗酸化作用があります。
このサケに含まれるアスタキサンチンは、エサ(オキアミやエビなど)由来のものです。エサから補給したアスタキサンチンを筋肉にどんどん蓄積し、 あの独特のサーモンピンクがつくられます。産卵期になるとオスは体表へ、メスは卵巣へアスタキサンチンが移動して、それぞれ婚姻色になり、 卵(スジコ・イクラ)を赤く染めていきます。
 アスタキサンチンは、熱に強く、水に溶けにくい成分なので、魚をどのように調理しても 失われる心配はありません。調理法を色々アレンジして、毎日の食卓に乗せていただきたいものです。 アスタキサンチンは、ベータ・カロテンと同じカロテノイドの一種で、エビ・カニなどの甲殻類、サケ・鯛などの魚類など特に海洋に広く分布する赤橙色の色素です。
食品100g中に含まれるアスタキサンチンの量
紅サケ   2.5〜3.5mg
キングサーモン 1.0〜2.0mg
銀サケ 0.8〜2.0mg
イクラ   0.8mg
車えび(身)0.66mg


 

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